2014年7月17日木曜日

ゴルフスイングのアドレス

ゴルフスイングのアドレスでは両足のどこに体重をかけて立つのか?
 前斜姿勢の分だけ中心よりわずかにつま先寄り
 足のどの部分に体重を置いて立つのがもっともバランスがよいかについては、論争の起こったことがありました。レッスン上手のボブ・トスキがつま先体重と主張したのです。ボクシングと同じで、もっとも体が俊敏に動きやすい位置はつま先であるとする理論です。 こうした技術論に模範回答を与えるのはむずかしい面がありますが、私は足全体だと重います。ゴルフスイング・アプローチ編で勉強します。
 足の裏全体に体重を乗せてどっしりと立つ。それが安定した構えにつながってくるのです。
 ただし、ここで考えなければならないのは全体の姿勢です。ボールに対して構えるためには前傾姿勢をとります。
 まっすぐ気をつけの姿勢を取るとすれば両足裏ベッタリと体重がかかるのが自然です。もっと突きつめていうならば足の中央にかかるはずです。
 ところが、前傾姿勢だから重心は前寄りになる。つまり足の真ん中よりも前、土踏まずから指寄りの位置(栂指丘の下)に体重がかかる。これがアドレス時に体重の乗る正しい位置です。
 ただし、その箇所だけを意識するのではなく体のすべてを支えるのが両足の役目ですから、あくまで全体を忘れないようにしてください。足の裏全体でしっかり大地をグリップする感覚で立てばいいのです。細部へのこだわりはプラスには作用しません。