2014年7月20日日曜日

グリップの不安とトップ

グリップに不安があってトップが狂う

ゴルフスイングのトップではクラブフェースの向きは45~60度の範囲で空を向いた角度。これが軌道面に対してオーソドックスな向きです。
もしフェースがそれ以上に正面を向いた角度におさまっているようなら軌道に対してオープンになっています。その結果フェースが開いたまま戻りスライスにつながってきます。
反対にもっと空を向いた角度になっていると軌道に対してクローズになっているのでフックしやすくなります。
なかにはフェースが正面から下を向いた形になる人がいます。これは問題で「まっすぐ上げて、まっすぐ下ろす」という簡単な軌道をループさせているのです。
トップでフェースの向きが狂う原因はグリップの握り加減が強すぎるケースがあります。たとえば、雨の日などグリップが濡れていると手の中でクラブがすべりやすくなり、トップであわてて握り直すことがありますが、もし、こんな操作を行えばフィーリングがなくなり正しいゴルフスイングもできなくなります。
グリップに不安があると、力を入れてしっかり握ろうとしまギュッと握り締めたために、その途端にクラブがどこにおさまっているか自分でわからない状態になります。すると手や腕にまで力が加わり、力の弱い手首が負けて甲側に折れ曲がる現象が出てくるのです。グリップを通常10の力加減で握っているとしたら、2程度に押さえてみる!それほど力加減が強すぎる例が多い。もっと弱く、人にクラブを引っぱられたらスポッと技けるくらいの力で十分です。
グリップだけを取りにげた場合、それくらい弱めて、はじめて手全体で包み込む感じのフイット感が生まれてくるのです。
手の力加減がつかめないのなら
トップで左手親指の腹にシャフトが乗るようにする。そうすれば、シャフトのバネ性が感じられ、トップの位置が安定します。

0 件のコメント:

コメントを投稿